時間を「眼でみてもらう」こと。
弊社の強みは、270年の歴史にあります。
長く続いていることによって技術力はもちろんのこと、経験や実績もあります。
特に、長く続かないと絶対に得られないものがあります。それは・・・
「時間」です。
過去270年以上前からお墓を作り続けているため「お墓を作ってから○○年経つとこうなります」というように時間経過後のお墓をご紹介できます。つまり、時間によるお墓の変化が分かるため、「今お墓をお作りしてから○○年経つとこうなります」と、未来の予測もご確認いただけます。
弊社には気の利いた展示場はございません。
では、実際にどこでお墓をご覧頂くのかと言いますと。
弊社近くには代々施工したお墓が建つ墓地があります。そちらへご案内し、実感していただいております。弊社の展示場にも40基ほどは展示をしておりますが、主に倉庫としての意味合いが大きいものとなります。
なぜ一覧で見て分かり易い展示場ではなく、点々と見て回る墓地をご案内するのかは、先程ご説明した通り、墓地に施工した後経過していく「時間」も一緒に見て頂くためです。
展示場に置いてあるような出来たばかりのお墓は、当然きれいです。屋内に置いてあるため、何年たっても艶持ちが良く、その後どのように変化するかまではご確認できません。
しかし墓地では、実際に経過する時間によって、どのように石が変化するかをご確認頂けます。 経過年数とともに多少汚れていきます。 しかし、私は汚れとは思いません。清掃により解決できない部分。それは汚れと言うより経年変化だと考えています。
石は時間が経ち変化することにより、独特の味わいが出てくるのです。
これが実におもしろい。
その石本来の持つ良さみたいなものが引き出されてくるのです。
石の良さを引き出す職人技
石の良さを引き出すために必要なものは、石屋の目利き、提案力、加工技術、施工技術等、総合的な能力が必要です。一つに秀でるのではなくバランスが重要です。
石は種類によって様々な模様があります。ただ削って積み上げるだけでは良いお墓にはなりません。違和感の無い、良いお墓にするには石の目を合わせるなど、店が長年積み重ねてきた経験による確かな技術が必要です。
主に、弊社のお墓の文字は書家に書いて頂いています。
筆文字は力の入れ加減によって、はらいやかすれが生じます。書家の筆遣いを石に表現するために職人の技術力を最大限に発揮しています。下の写真のように、文字には彫りが深い所と浅い所があります。このようにして書を石の上に表しているのです。
季節や時間帯、日の光の強弱により異なった陰影が現れます。そこに奥深い味わいが生まれます。
良いお墓と悪いお墓とは何か
墓地のお墓を見比べていくと、様々なことが分かります。
下の写真のお墓は水が浸透し、色むらが出てしまっています。見栄えもあまり良くないため、弊社では吸水率の低い石を中心にお奨めしています。
硬質な御影石は目が詰んで水が浸透しづらく艶持ちが良いです。実際に目で見て頂くと、とても分かり易くご理解いただけます。
弊社は6割ほど国産の石を使用しております。国産は外国産と比べると比較的高価な石が多いですが、弊社は長年代々に渡る取引があるため、石の産地から本当に良い石を提供して頂いております。 その結果皆さんに良いお墓をご提供できるのです。
震度7でも倒れない地震対策「安震はかもり」を導入
東日本大震災以来、お墓の地震対策が注目されています。
弊社は2008年から、「安震はかもり®」を導入しています。
お墓の地震対策には、主に心棒を入れたり、接着剤で固めたりなど様々な方法で行われて来ましたが一般には普及していませんでした。当店でも自信を持てる地震対策が行えないジレンマを感じておりました。
そんなある時、私は「安震はかもり®」の実験映像を見て、これだ!!と思ったのです。 震度7にも対応している凄い技術です。私が修行した愛知県岡崎市の会社が開発したということも親近感がありました。
しかし、実際に体感しないとお客様には提案できません。
そこで、弊社の展示場の前に、安震はかもりを装着したお墓を展示し、実際の効果を確認しています。
車通りが多く、沢山の方に見て頂けており問い合わせも多いです。今は弊社で施工したお墓には、標準で「安震はかもり®」をお付けしています。 東日本大震災前に、約350基のお墓に施工してきましたが、1基の被害もありませんでした。
野田市エリアでは弊社しか扱っていないため、年々問い合わせが増えております。お陰様で平成23年度は全国154社中3位の実績でした。
是非弊社にご来店頂き、ご自身の目でお確かめ下さい。